Camp

vintage文化とこれから

 

最近では、キャンプ場を歩いていると、
多種多様なキャンプスタイルがある中、

ヴィンテージなキャンプギアを、
揃えているキャンパーもちらほら見受けられる。

すると、ここで一つ疑問が。

“あれ、ヴィンテージギアって昔から人気があったのかな?”

私の父が学生の頃でも古物の文化があったようだけれど、
今ほど古着屋やアンティークショップは多くなかったと聞いた。

そうなると、ここ数十年で古物の地位が確立されているのは、
ある程度間違いないように思う。

”ではなぜ、ヴィンテージがここまで地位を確立してきたんだろう?”

今回は、そんな素朴な疑問から
これからの時代のことまでを考えてみた。

古物好きやそうでない人も是非読んでみて欲しい。

はじめに

はじめに言っておくが、
ここでは便宜上、全部ひっくるめて
古物=ヴィンテージと表記している。

アンティーク、レトロ、ユーズド、、、
ものによっては、呼び方が当てはまらない場合もあるが、

この記事では便宜上、統一して
お伝えしてしまっている点を許して欲しい。

現代では、古物と言っても
そのジャンルは多岐にわたる。
古着・古本・古道具・旧車などいろいろあり、
それぞれディープな世界が広がっている。

これらがなぜ昔と比べて価値を
見直されているかを考察していく。

ヴィンテージの定義の詳しい説明については、
以下の記事でも解説されているので、

是非こちらの記事も見ていただきたい。

ビンテージランタンという選択肢はじめに 皆さんランタンは好きですか? キャンプに欠かせないものの1つがランタンです。 昨今のキャンプシーンではワンタッチで点...

私とvintage

私は、以前はなんで古物が好きなの?と聞かれると、

「なんか雰囲気があるから」
「被らないから」

と非常に恥ずかしい回答をしていた。

だけど、特に間違ってはないし、
言語化できることが全てではないので、
最初はそんなもんなのではないかと思っている。

ただ、自分だけのロジックがあって、自分の意志のもと
それをdigし、自分の世界に浸る、というのは、
間違い無いと思っていたけど、やはり言葉にするのが難しかった。

古物ならではの世界観だと思っているし、
それはどこか本能的な気もしている。

しかし、ここまで書いては見たものの、
自分の好きなものを探求し、
digしていく風潮は、昔でもあったと思う。

つまり、ヴィンテージを好きになる
重要な理由だと思うけれど

これはヴィンテージが今見直されている
本当の理由とは少し違う気がする。

あくまで、古物に対しての一つの
楽しみ方であって、
本当に価値が見直されている理由では
ないように思う。

昔と今で違うものや背景が必ずあって、
変化が起きているのだ、と。

なので、次の見出しでは、そのことについて
さらに深掘りしてみることにする。

vintageが見直される本当の理由

では、ヴィンテージがいま見直される
本当の理由はなんなのだろう。

今と昔の背景の違いが、
ヴィンテージの価値に変化を
もたらしているのであるとすれば、

私は今と昔で違うのは、
物の量ではないかと考えている。

つまり、溢れすぎている物の量がヴィンテージに対しての
向き合い方に変化をもたらしているということだ。

つまり、私は人がヴィンテージな物に興味を示し欲しがったり、
ヴィンテージな物に人の心が動くのは、

みんながこの大量生産、大量廃棄の時代に
飽きはじめたからではないだろうかと思っている。

古物は一点物で替えがきかないし、
自分が選ぶことで、個性が出る。

昨今では、同じ服が大量に作られ、
ブランドの新作でもどこか似ていて、
打ち合わせせずとも当日に服の雰囲気がなんとなく
被ってしまった方もいるのではないだろうか?

キャンプサイトにおいても同じことが言えるだろう。

みんなキャンプギアが被らないよう日々、努力しているが、
いかんせん大量生産のものは避けられず、
キャンプ場で被ってしまったということも往々にしてあるだろう。
(同じような見た目のサイト)

過去の私は、なぜ古物が好きかと尋ねられると、
「雰囲気がいいから、他と被らないから」
と私は答えていたが、

その答えの本質には、この大量生産、大量廃棄に
飽きていたということが隠れていたのかもしれない。
(ご都合主義かもしれないw)

つまるところ、物が溢れかえるこの時代に
必要なものは既に揃っているということである。

そう考えるとこの古物が見直される理由も
なんとなく腑に落ちてきて、
むしろ自然な時代の流れだと言える。

最後に

ここまでの話から、
これからどのようなことが見えてくるかを考えてみる。

大量生産・大量廃棄の時代は終わることは明白だが、

アイデンティティを持った、魅力のあるものが
重要視される時代になり、

その点においては、
新品・古物関係ないように思う。

そして、新品の場合は長く使い、
古物の場合は、より使い続けようとする
動きも見られると思う。

ここのあたりの古物をつかう責任の話も、
さらに深く書かれた記事があるので、
こちらも是非読んでいただきたい。

キャンプで古着を着よう。はじめに 僕が古着を語るには知識が浅すぎます。 だけど浅い僕だから説得力のある事もあって 未だ古着に踏み込めない人とか、 興...

そのような考え方は私たちにとって、
今後必ずプラスになると思っていて、

自分のライフスタイル(もしくはキャンプスタイル)が
豊かになるの同時に、この大量生産・大量廃棄の流れを
断ち切る一手になるのではないかとも思っている。

大量生産のものを絶対に買うなとは言っていないし、
そんなこと言ったら自分も苦しくなるだけなので、あれだが、

私が言いたかったのは、古物に限らず一回もの揃えちゃったんなら、
それ大事に使っていこうよ、またはずっと使えるもの選んでいこうよってお話。

個性もコンセプトもない、利益だけを求めた商品を買うのはもうやめにしよう。

ABOUT ME
kanta kinoshita
kanta kinoshita
感受性豊かな雑記ライター。キャンプであらゆる弊害をクリアする記事を目指して、日々抗ってます。病的懐古マン。