Camp

SNSから便利と自由の話

 

今回はキャンプ界隈における
SNS事情から感じたことについて。

SNSとキャンプは今や
切っても切れない関係で
とても便利なツールになっているが、
時にゆるやかな弊害となることもある。

一体どういうことなのか?

気になる方はぜひ読んでみてください。
それでは、今回もよろしくお願いします。

キャンプとSNS

まずはキャンプシーンにおける
SNS
の立ち位置から
話していくことにする。

現在、SNSや漫画、YouTubeなどが
後押しして、キャンプシーンは
より盛り上がりを見せたと言われているが、

SNS、キャンプの場合は、
インスタグラムが
一躍買っているのは間違いない。

ハッシュタグやまとめ機能
ショッピングまでできて非常に
便利になって、

もはや
ただの「写真投稿アプリ」
ではなくなってきていることに
驚きを隠せない。

しかし、一方で便利が故の
アルゴリズムが情報を制限している
という話もある。

投稿に関しては、
その便利さがゆえマイノリティが圧倒され

インスタグラムの
アルゴリズムがキャンプのスタイルは
大体こんなものだろと言わんばかりに

サンドカラー、オリーブドラブ
のサイトがタイムラインを
席巻しているのは、頷けるだろう。

つまり、知らず知らずのうちに
情報が制限されている、
ということになる。

となった時に、ここで初めて便利すぎる
故の弊害、不自由があることに気づく。

ここで自由、不自由の話が出てきたので、
なので、次からは便利と自由の関係について
もっと深く話していくことにする。

不便と不自由

ここで、続きを掘り下げていくために、
不便と不自由の話をさせてほしい。

急だが、あなたは
この「不便」「不自由」の二つの
意味の違いを答えられるだろうか?

この二つの言葉は、
同じような意味で使われることも多いので、一瞬分からなくなりそうだけど、

私はこの二つは似ているようで
全く異なっていると思う。

結論から言うと、自由、不自由の基準は

「思い通りになるかならないか」

それに対して便利、不便の基準は
思い通りになるならない関係なしに

「労力を減らせるか否か」ということ。

なので、こうしてみると、自由には
意思(思い通り)が入っているのに対し、
便利には意思が入っていないことがわかる。

例えば地図アプリなどがいい例。
地図アプリは最短距離で”便利な”ルートを
示してくれるけれども、
(労力を減らしてくれる)

自分の好きなルートでいけないため
“不自由”ということになる。
(思い通りではない)

つまり、ここから広げて考えてみると、
便利な物とは、自分の求める結果に
最短距離で到達するような物であり、

それが極まれば極まるほど
その過程に個性が入る隙はない
ということが言える。
(方法が縛られるため)

インスタがなかったら

また大きな遠回りをしてしまっているが、
ここでキャンプシーンに当てはめてみる。

確かにインスタグラムは
情報収集として便利だが、

そんな便利な方法で、
周りを気にしながら作ったサイトは
皆同じに見え、どこか不自由さが伺える。

地図アプリを使わず、
目的地へ向かう的な感じで

インスタを見ないで、
自分が思うかっこいいサイトを目指したら
どんなサイトになるんだろう?

もっと自由なのかもしれないね。

自分の足で

最後に、自分の足で情報を得る時の
楽しさについて伝えておきたい。

私は懐古主義なので、
古着屋や古本屋、蚤の市によく行き、
自分の感性と合うものを探すのが好きだ。

なかなか自分の気に入るものは
見つからないし、
収穫がない方の方が多いけれど、
自分のイメージを膨らませながら
ものを探している瞬間が最高に楽しい。

つまり不便な探し方である。

だけども、自分のイメージ、
買うときのメンタル、知識が
一気にクリアになって、「これは最高だ!」
となる時の楽しさを私は知っている。

写真は6年前に買った
メーカーものでもなんでもない
デトロイトの私立高校の
アノラックパーカ(多分)

古着が好きになった時に
選んだもので、外がナイロンで
内側が起毛になってあったかい
珍しいタイプのアノラックパーカ

だいぶ思いは風化しているが、
アノラックはペラいものが多いから
こういうアノラックパーカがあればなと

長いこと探して小さな古着屋で
やっと見つけたのだけは覚えている。

そう思うとこれは自由な選択だし、
インターネットでは決してできない。
自分の目と足で得たからこその
出会いによるものだ。

全ての選択ではないけども
不便だけど自由な選択を入れてみるだけで、
自分の知識や体験はもっと面白くなると思うし、

何しろそうやって手に入れた体験や物は
凄まじく尊い。

不便な選択は、人を豊かにする気がする。

まとめ

インスタだったり、
地図アプリだったりは、
いうまでもなく”便利”なもの
(探す労力を減らしてくれる)であるが、

それにばかり頼っていると自由はなくなり、
個性は丸く削り取られてしまう、
“不自由”なものであることがわかった。

人間は楽したい生き物なので、
自然とこれからの時代は
便利なものの量が増えていくと思うけれど、

個人的には、情報収集においては
便利な情報収集だけでなく
少し面倒な手段でも
あらゆる情報源から得ることが

大事だと思っている。

(人から直接聞く、本を読む、
ネットを見る、テレビを見て総合判断)

そんな状況にあることを認識するだけでも
情報の扱い方は変わる気がする。

自分もよくそうなってしまいがちなので
自分への戒めも込めて

この記事を書いているが、
やはり自分の感性を地に足つけて
見失わないようにするには、

多少泥臭くてもいい、
不便で自由な生き方を
心の底にいつも持っていて
忘れないようにしたいものだ。

あなたのキャンプサイトは
便利なツールでベンチマークした
お手軽不自由なスタイルに
なっていないだろうか?

ABOUT ME
kanta kinoshita
kanta kinoshita
感受性豊かな雑記ライター。キャンプであらゆる弊害をクリアする記事を目指して、日々抗ってます。病的懐古マン。