【御礼】2周年を迎えることができました。

montagne avant-garde.は、この4月で2周年を迎えました。

少しづつの活動ではありますが、
今後も何かフックするものがあればいいなと思います。
いつも本当にありがとうございます。

去年に引き続き、今年も我々のテーマは見直しです。
常に言い続けることは同じで退屈しない発信を心掛けていきたいです。

REVISION-見直し

モンターニュアヴァンギャルドは、常に見直しの連続です。
お得情報もなければ、新発見のギアの紹介もありません。
放置山林、里山の問題や、キャンプシーンにおける問題意識など発信していきます。
これからを生きる僕たちにとっては、目の前のお得な情報より一人一人が正しいと思うことを選択して行動できる価値観の方が大事だと思うから、常に読んでくださる皆さんと一緒に考えたいです。

ですが、宗教的になっては洗脳と一緒で、皆さんが皆さんなりに考えて欲しくて
「僕はこう思うなあ」「少し違うな」があって当然だと思うので
答えは、皆さんの頭の中にしかありません。

キャンプブームの見直し

今、キャンプや自然との関わりをもう一度見直して欲しいです。

ブームというものは、いずれ去るもの。廃れていくものです。
ブームは圧倒的な勢いでマーケットや消費者に影響を与えます。

そして、知るひとぞ知る良いアイテムだったモノが、ブームによって皆に知れ渡り、
無関心であった人までもがそのアイテムを認識し「良い」という印象がつきます。
オートマチックで「良い」と刷り込まれた価値観はブームが去った後、
また無関心に変わり、一発屋芸人の様に忘れ去られます。

本当に良いものとは

誰かがイケてると言ったものを、イケてると思わなければいけない。
そんな意味のわからない事はないと思います。

「私は、みんなと好みが違う。」っていう方が幾分か自然だと思うんですよ。

インスタで良いなあと思う事ってたくさんあります。
別に人気なモノでも自分が良いと思ったらそれでいいんです。
ただ、その基準を自分自身の「物差し」で測ることができているのかと言われると、
若干鈍ってきているように僕は感じます。

並んで、走ってまで買うモノなのかわからない物もたくさんあります。
買う理由が「レアだから」は、素晴らしい個性を失っているのではないかと思います。

僕たちが考える「見直す」とはブームで固定されてしまった価値基準を、
「改め直す」ということです。

僕たちが啓蒙することではなくて、
一つ一つを一緒に見直していきたいのです。

見直し方は人それぞれですが、
「僕だったらこうする」という一例を踏まえて、、

ESCAPE-ブームを脱する

エスケープマップスカーフを作りました。
今回のエスケープマップのオマージュは、去年からコンセプトとしてあげていた
「見直し」を、エスケープマップ(第二次世界大戦時に使用されていた脱出路が記されたもの)として書き下ろしていただいたものです。

カルチャーでキャンプを耕す

僕らのスローガンの「カルチャーでキャンプを耕す」というのは、もともと
キャンプブームを、文化的な奥深いものに変えたいという思いがあります。
※最近はやたらと表面的に似たようなことをいう子がいて少し嫌です。少し。

今のブームによる消費を見直して、自身の物差し(価値基準)で、ブームから
エスケープ(脱出)してほしい。そのような想いを込めてコンセプトメイクし、
デザイナーのオカモトマサトシくん(以下オカモくん)に書き下ろしていただきました。

以下オカモくんのコメントです。

今回の制作のコンセプトである「再解釈・再構築」を
ビジュアルではなく行為に宿しました。
色々な等高線や地図をコラージュし、新たに見えてくる
存在しない地形をブランドの姿勢に見立ててビジュアル化しました。

まさに、スタンスをエスケープマップという形で表現してもらい、
コンセプトへのアプローチも、想像を超えるものとなりました。

エスケープルートのないエスケープマップ

本来、軍が使用していたものにはしっかりと脱出経路が明記されておりますが、
このエスケープマップには、いったいそれがどのようにして脱出できるかという経路は、
何ひとつ描かれておりません。

「みなさんで、ブームに影響された物の見方を一緒に見直していきたい」
そういう思いを込めています。

今あるものを見つめ直す

大掛かりな何かをすることはないです。
あくまで、いつでも誰もができることの範囲で正しく見直していきたいです。

僕がパッキングを「見直す」場合

僕はキャンプで忘れ物が異常に多い、また準備に時間がかかる。
いわゆるキャンプが下手なタイプの人間です。

見直してみると、片付け方に型が無く、自由にコンテナに物を入れていました。
一番問題なのは僕のだらしない性格で、習慣や型を持つなんて特に難しい。
なので、ギアの住所(収納場所)を決めました。

ほんの一例ですが、「欲しいもの」「必要ないもの」の判断が明確になった事と、
「もっと汎用性の高いライトステーがあれば積載減らせられる」など。
自分の物を選ぶ基準の精度が上がるというか、アップデートされるというか。。。

自分がより良いキャンプをするための基準や軸の根拠がついてくる感じですね。
※雨の日の撤収があると全てリセットされます涙

一つ一つ見直す

パッキング一つとっても奥が深いんです。
楽しむためにこんなに真面目に考えて馬鹿みたいかもしれないですが、見直すことでもっと楽しめると思うんですよ。

だけど、無理をする必要はありません。
パッキングやレイアウト、お金の使い方(キャンパーさんは大体おかしい)を小さく見直してくことが、平たい遊び方(ブーム)から、良質な深い遊び(カルチャー)に変わっていくと思います。

おわりに

この2年間、「みてるよ〜」「頑張ってるね〜」とたくさんの声をかけていただきました。その言葉に救われて、まだまだやっていけそうです。

3年目にして、やっていくべきことがようやく見えてきた気がします。
今年はいろんな人を巻き込んで「みんなで考える」ことをしていきたいです!

もちろん、放置山林、環境問題だけでなく、
遊び方、ファッションや車など暮らし全てに対しても足元から見直していきます!

いつも本当にありがとうございます!!

2周年を記念して

上記にもありましたが、
エスケープマップスカーフプリントTeeを作りました!

よければキャンプで使ってもらって
この記事の内容を、我が物顔で語って欲しいです!!
「見直しTee,Scarfだぞ」と言って欲しいです!

これからもよろしくお願いします。
ショップは写真をタップでも飛べます!
こちらからでもアクセスできます。

ぜひ今後ともmontagne avant-garde.をよろしくお願いいたします。

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