現在

キャンプの楽しみ方

空前のキャンプブーム。
第二次?三次?ブームだ!
なんて言われていますね。
そんな中で、世の中には
様々なキャンプの楽しみ方があります。
平日はコンクリートジャングル、
休日くらいは自然の中でゆっくりと。
大自然の中、非日常を味わいたい。
ギアが好きで集めたい、使いたい。
外で浴びる酒が好き。

とても素敵だと思います!

今回はそれを踏まえた上で、
自分自身が
どんなギアの選び方をしているか。
そこらへんのことを
再度自身の経験を交えて
自己満的に紹介していこうと思います。

人物像

今回の提案をするにあたって、
最初に言っておきたいことは
僕はひねくれている人間ということ。
日頃から他人とかぶることが大嫌いで、
小さい頃から
人とは違う選択をしてきました。
例えば、僕らの世代の戦隊モノだと
カーレンジャーですが(個人主観)
みんながレッドやブルーのリーダー的な
人気どころを好きという中で
人と被りたくない僕はあえて
グリーンが好きだと言っていました。


こんな感じに。笑

音楽でも、
一般的に流行しているものではなく
ちょっとマニアックなものを好んで
聴いていました。
中学でジャズを聴いてみたり。笑
これ良いよって友達から教えてもらった
アーティストよりも、
自分で発見したバンドの方が魅力的に
感じていました。

ファッションでもそう。
流行している服装や、ブランドではなく
これどこのだよって言われるような
服を着たくなる。

やっぱり人とは被りたくない。
そんな人間なのです。笑

考え方の変化

とにかくギアが好き!

自分自身、度重なるギアの買い替えを
してきたこともあって、
ある程度様々なギアを使い、
知識を蓄えてきました。
そんな中いつの日から
憧れのサイトや自分の構想を元に
ギアを選ぶようになっていました。
自分のキャンプサイトを、
こうしたいからあのギアが欲しい。
ああするためにはこのギアが必要だな、
とか考えている内に
ギアが好きというよりは、

そのギアを用いてレイアウトすること、
そのレイアウトに統一感を持つなど
こだわりを持って演出することを
楽しんでいることに気がつきました。

自分に与えられた限られた空間を
デザインしているような感覚を覚え、
その自己満足的な喜びによって
よりキャンプにのめり込んでいきます。

逆の発想

そんな考え方とは別に、
ギアとの出会いによってレイアウトや
スタイルに変化も起こりました。
それと同時に
決断に勇気も必要となりましたが。笑

例えばこれ。
某ミルジュアリーなセレクトショップで
購入したUSフォールディングテーブル。
このテーブルが
ジャンルで属するとするなら
それはハイスタイル。
今まで全てのキャンプギアを
ロースタイルを基準に取り揃えていた
僕からすると、そのギアとの出会いは
衝撃的なものでした。
かっこいい。
だけど取り入れるとするなら
全て最初から揃え直し…
そしてハイスタイルのギア集めを
一から始めなければ…
と、なっちゃうわけです。笑

他にもこれ。
チャコールグレーカラーの
国内販売を待っていた中見つけた、
YETIのリバーグリーンカラーの
ハードクーラーボックス。
先ほど紹介したハイテーブルを
思い切って購入し、どうせならと
シンプルなミリタリースタイル目指し、
オリーブカラーとブラックで統一し始め
やっと満足してきた矢先の出来事。
このくすみはあるにしたとしても、
鮮やかなグリーンカラー…
オリーブカラーだらけの
シックなサイトに急に放り込んだら
圧倒的に浮きます。許せない。
オリーブカラーで統一した
サイトとの相性は最悪でした。
と、言うことは。
また一つのギアを取り入れることで
全て集め直しとなりました。
さらに単体で見る分には
綺麗で良いくすみのあるこのカラー。
今までの自分は絶対選ばなかったはず。

いくら自分の中に構想があったとしても
今までやってきたことを全て捨てて
新たなスタイルに進むには勇気がいる。

しかし、ビビッときたギアと
新たな自分のサイトの可能性を感じると、
全部捨ててチャレンジしてみたくなって
しまうんですよね…笑

レイアウトの楽しさとは別に、
やはりギア好きもキャンプを楽しむ
大きな要素の一つです。

自由な選択を。

そういった考え方の変化も経て、
ギアの特徴はさることながら、
あえて差し色として選ぶ
ワクワク感を感じるようになりました。
それは日によって気分で選ぶ、

ファッション感覚に近いもの

があります。

より気軽にギアの
総入れ替えをするようになりました。

皆の言うかっこいいや正解から
ブレるのが怖くて
他者の意見を参考にしていましたが、
色味の統一感は単色での
コーディネートが全てではない。
ファッションと同じように
差し色を入れたって良い。

自分の好き好きな選択が大事です。

しかし、忘れてはいけないのは、

憧れのキャンパー達に、
ギアに学ばせてもらっていると言うこと。

リスペクトも大切だと思います。

そんな考えを元に、
ギアひとつの選択や、
レイアウトの腑に落ちない部分ひとつで、
全てのギアを見直すと言う行為を
何度もやってきました。

負けちゃいけない

時には叩かれることも

個性を求めるギアの選択や、
スタイルをコロコロと変えていると、
その考えは間違っている、
ブレているなどといった
否定的な意見をもらうこともあります。
前の方が良かった。
何でこの色を買ったの?
それはスタイルとは言わない。
そんなことを、
よくキャンプをする仲間達に言われると
距離が近い分、
やっぱりダメなのかな…
以前のスタイルに戻そうかな…
なんてまだ僕も思ったりします。笑
ただでさえ、
不安な中で勇気を出して新たなギアの
選択をしているのだから。

自分を奮い立たせて

先ほど述べたように
ファッション感覚で考えてみると、
人のギアやサイトに物申す人は
所謂、”普通の格好”しかできない人。
先人の生み出したスタイルにしがみつき
他者から外れるのが恐ろしくて仕方ない
臆病者のような印象を得ます。
しかし、その気持ちも痛いほど分かる。

誰かのコピーサイトや、
過去のカルチャーだけで揃えた安牌で
リバイバル系なサイトづくりは簡単で
もしかすると趣味としては
一番良い楽しみ方なのかもしれません。

しかし、他人の意見に
左右されていてはもったいない。
やりたいことがあるなら
どんどん挑戦していくべきです。
キャンプを楽しんでいるのは
先輩キャンパーだけじゃない。
若年層な僕たちだってそうです。

結論

ここまでダラダラと書いてきましたが、
結局何が言いたいかと言うと

全ては、

キャンプを楽しむという目的の中の
ほんの一部分なだけの話です。

そんな中で、もちろん
ルーツやカルチャーを追うのも良し。
以前のMOSSやMSR全盛期の頃にも、

レイアウトの中には
当時の”らしさ”があったはず。

そんな今までの名レイアウトに
リスペクトを持った上で、
今回のブームでも”らしさ”が生まれると
良いなぁ〜って思うんですよね。

キャンプ自体をカルチャーにするなら、
囚われないギアの選び方を。

好みのものをひたすら集めて、
自分のキャンプスタイルを
追求してみては如何でしょう?

キャンプを楽しむ。
これが一番大事なわけで、
それを崩さない程度に
良いスパイスになれば幸いです。

今のスタイル確立のための
僕からのちょっとした提案でした。

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