今までキャンプ中の不便について
色々なことを書いてきましたが、
特に避けられないのが
クレンジング。
テクスチャーの好き嫌い、
使用法がマッチしているかなどもあり
アイテム選びが難しいです。
今回はざっくりと
クレンジングアイテムそれぞれの
特徴、それを踏まえて
キャンプにおすすめのクレンジングは
どんなものなのかをお話しして
いきたいと思います。
様々な種類と特徴
そもそもクレンジングとは
化粧落としのことです。
メイクをした日には必ず使うアイテム
ですよね。
ただ種類も商品もたくさんあって
どれが自分に合っているか
分からない人もいると思います。
ほぼ毎日使うものだからこそ
特徴をよく知って、好みや
使う場所などに合った種類のものを
選んでほしいのです。
オイル
化粧落としといえばクレンジングオイル
という方も多いのではないでしょうか？
洗浄力が高く、マスカラなどの
ポイントメイクもしっかりと落とせます。
ウォータープルーフのメイクアイテムや
ピタッと肌密着するベースメイクにも
なじみがいいのが特徴です。
ポイントリムーバーいらずの洗浄力は
しっかりめのメイクを落としたい方には
ぴったり。
質感はいわゆる オイル。
手でなじませた後に水で乳化させ、
洗い流してメイクを落とします。
さらっとはしているけれど、
オイルならではのとろっとした
テクスチャーのものが多いため、
洗い流すのに時間がかかったりも
しますよね。
また、洗浄力の高さから
比較的刺激が強めなものも多いので、
敏感肌、乾燥肌の人は要注意です。
ミルク
さらっとしたテクスチャーなのに
洗い上がりはしっとり潤う
クレンジングミルク。
刺激を抑えた肌に優しい
クレンジングです。
保湿成分が多く含まれていたりと
乾燥が気になる時にはぴったり。
肌の負担を抑えたい人、
ナチュラルメイクが好きな人に
おすすめです。
刺激が少ない分、洗浄力は
オイルクレンジングに劣るため、
しっかりめにメイクをしている
場合は落としきれず、肌荒れの原因を
作ってしまうことも…
特に落とせているか目に見えづらい
のがベースメイク。
落とし切れているか注意しましょう。
ジェル
プルッとした硬めなテクスチャーの
ジェルクレンジング。
洗い上がりのスッキリ感と洗浄力を
兼ね備えたものが多くあります。
硬めのテクスチャーが肌と手の間で
クッションになり、摩擦を抑えることで
刺激を抑えてくれます。
ただ、オイルが入っているもの、
そうでないものなど
ジェルクレンジングの中でも
様々な種類があるため、
成分をしっかりチェックして
自分に合ったアイテムを選ぶことが
ポイントです。
まつげエクステをしている人など、
使えない場合もあるので注意して
選んでみてください。
リキッド
オイルは苦手だけど、
洗浄力は欲しい！という人に
おすすめなのがリキッドクレンジング。
ほとんどのものがオイルフリーのため
まつげエクステをしている人も
安心してしっかりとメイクを
落とせます。
使い方はオイルと同様。
水分ベースのかなりさらっとした
テクスチャーで、べたつかず
すっきりとした洗い上がりが特徴です。
ウォーター（リキッド）
さらっとしたリキッドタイプで
洗い流し不要なクレンジングウォーター。
化粧落としでありながら、
上からそのままスキンケア、メイクも
できる優れもの。
朝、洗顔の代わりに使うことで、
皮脂や古い角質も落とせるアイテムです。
基本的にコットンに含ませて、
メイクを拭き取るように使います。
わざわざ洗面台に行って顔を洗わなくて
いい手軽さから、疲れていて
すぐに寝たい時などにもいいかも
しれないですね笑
個人的には、コストパフォーマンスは
あまり良くないかなと思います。
（商品によりますが）
だからと言って、
少量のリキッドクレンジングを
染み込ませたコットンを強く肌に
擦ってしまうと、摩擦で肌を痛めて
しまうので、たっぷり染み込ませて
使うことをおすすめします。
バーム
固形のバームが体温でとろっと
溶ける質感が特殊なクレンジング。
肌にのせてなじませるとオイル状に
変わり、しっかりめのメイクも
スルッと落としてくれます。
洗浄力が高く、洗い上がりの保湿力も
高いので、肌が乾燥しがちな人にも
おすすめです。
とろけるようなテクスチャーで
肌にしっとりとなじみ、
優しくマッサージするように使うと
角栓まで取り除いてくれます。
キャンプ向きなのは？
大まかにクレンジングの種類を
説明しましたが、
結局キャンプなどのアウトドアシーン
には何を使えばいいのか。
これまでの記事でもお話しした通り、
コンパクトさ、手軽さが重要であり、
アウトドアならではの不便を避ける
アイテムがキャンプ向きですよね。
そういった点から、私はキャンプに
持っていくクレンジング用品は
これ一択だと思っています。
化粧落としも洗顔も1つで
ずばり、拭き取りタイプの
ウォータークレンジングです。
冬のお湯がでない水道。
自分のテントから遠く離れた水場。
そもそも水場がない。
どの場合でも
ウォータークレンジングなら解決
できますよね。
あと、泊まりでグループキャンプなどを
した際の朝、すっぴんのままテントの
外に出て、顔を洗いに行きたくない人も
いますよね。
せっかく楽しんでゆっくりできる
キャンプなのに、人に会わない
早い時間に起きるのも嫌ですし。
（私のようにそもそも朝早く
起きれない人もいると思いたい。）
そういったことの解消にも
なりますし、
洗顔がわりに使って
すぐにメイクを始められるのは
かなり時短にもなります。
キャンプに持っていくなら
ウォータークレンジングと
コットンのセットで
間違いないでしょう。
クレンジングシートじゃだめ？
ここまで読んで、
いや、キャンプに持っていくなら
クレンジングシートでしょ！
という人もいるのではないでしょうか？
クレンジングシートとは、
クレンジングの液が浸ったシート。
こちらもほとんどが洗い流しは
不要ですし、別途にコットンを
持っていく必要もない。
正直、クレンジングウォーターより
コンパクトで、使用方法、効果も同じ。
コスパもクレンジングシートの方が
いいでしょう。
では、なぜクレンジングウォーターを
おすすめしているのか。という
話なのですが、
クレンジングシートの回避しようがない
点からなのです。
・シートの質感が硬めのものが多い
・染み込んでいる液量が調節できない
・ふたの問題で1度乾くと使えない
ざっくりと言うとこんな感じです。
全てが 強い摩擦、肌へのダメージに
繋がります。
キャンプでメイク落としは手軽に
済ませたいからといって、
肌を痛めてもしょうがないとは
なりません。
度々言っていますが、
「キャンプだから仕方ない」
なんてことないんです。
ウォータークレンジングであれば、
この3つは全て解決できます。
手軽でありながら、しっかりケアが
できて、実はキャンプには
もってこいなんです。
こう言った理由から
私はキャンプ中のメイク落としには
ウォータークレンジングを
おすすめしたいのです。
どこにいてもすっきり綺麗に
メイク用品はもちろんですが、
クレンジングにも様々な種類、
商品があります。
クレンジングはスキンケアと
同じ様に、美容の基礎。
妥協してはいけない部分です。
結論、悩みも大切にしたい点も
人によって違いますよね。
自分に合ったものを使うのが1番！
ただ、我慢や仕方なくと言うのは
美容にも心にも天敵ですから。
キャンプだろうとどこだろうと
その時の最高の状態で楽しみましょう。
この記事がみなさんのクレンジング
選びの参考になればと思います。
