前書き

キャンプをするにあたって、
テントが無ければ始まらない。
そんな節ってありますよね。
僕も、自分のスタイルを
考えるようになったきっかけや
一番ワクワクしながら選んだギアは
やっぱりテントだったりします。
テントを買えば、または張れば
“新幕購入”や”新幕初張り”となるように
皆さんも同じ考えなのではないでしょうか。

現在のキャンプのスタイルに
一番大きく関わってくるギア、テント。
テントは自分のスタイルの
いわば“顔となる部分”です。
今回は僕のテント遍歴を紹介する中で、
その時、
何を考えてそのテントを選んだか

という部分に重きを置いて
進めていこうと思います。
毎度毎度ですが、
本当に自己満足的な文章で
申し訳ないです。笑

現在のキャンプシーンでのテント

テント遍歴を紹介する前に
まず言っておきたいことがあります。
僕が現在
キャンプで使用しているテントは、
ほとんどが基本オーバースペックです。

そもそもキャンプで使用するために
作られているものではありません。
前回の記事でも触れましたが、
僕はファッション感覚でギアを選びます。
それはファッションとして軍モノの
アウターを羽織るのと同じ感覚です。
スペックに助けられている部分や
使いやすい部分ももちろんあって、
それが選ぶ際のポイントにもなりますが、
そこだけご了承ください。

今まで

ファーストテント

まず、キャンプを始める際に
Instagramにてたくさんの投稿を
見て回りました。
そこでユーザーが多くて信頼度が高く、
コスパの良さから
このテントに決めました!

tent-Mark DESIGNS サーカスTC

ファーストテントはこれでした!
って方も多いんじゃないでしょうか。

Instagramを見ている中でも
憧れのキャンパーたちが
こぞって使っていたのが決め手。
こんなキャンプがしてみたい!
という気持ちが強かったです。
また、シンプルなシルエットなので
自分のやりたいことや理想が
素直に形になるのでは?と考えました。

スペックとしては
その頃はまだ珍しかった
TC素材のテントで
当時は3万いかない値段で買えたことも
大きなポイントでした。

このテントにはたくさんのことを
学ばせてもらいました。
いきなりフロアレスのテントを
選択したので当時は苦労しましたが、
人と被らないレイアウトや
張り方を模索したり、楽しかったです。

グルキャンを視野に入れた選択

次もしテントを買うときに
ずっと決めていたこと。
それは、

まだあまり使われていないテントにする。

でした。
サーカス。とてもいい幕です。
ただ人と被りすぎる。
キャンプ場に行けば、
必ず2つか3つは張られていました。
そんな光景を見て
こんな考えを持つようになりました。

それとは別に、
キャンプ仲間も増え
さらにキャンプをしたことがない
友人や会社の先輩たちを
キャンプに連れていく機会も
増えてきていました。
6,7人ではサーカスはさすがに狭い。
さらに季節は秋。
幕に籠もるということを覚えた
僕たちはひしひしと
宴会幕の必要性を感じていました。

そんなこんなで記念すべき2つめの幕は
Ogawa Apollon に決まりました。

その頃、まだ発売したばかりなことと
弾数が少なかったのもあり、
Instagramを見てもまだそこまで
ユーザーはいませんでした。
そしてほとんどがファミリー層。
20代の独身男性は
まず持っていないだろう…!
と言った考えがありました。笑

2ルームテントですが、
購入を検討している頃から
インナーを張る気はさらさら無く、
実際購入してからも
完全にシェルターとして使っていました。
また、フルクローズ、フルメッシュ、
フルオープンの多様な使い方が可能で
夏場も快適に過ごせると考えました。
さらに嬉しいのは、なんとスカート付き。
冬場もフジカハイペットひとつで
快適にお籠りキャンプができました。
日本の気候に合わせて
オールシーズン快適に過ごすことができる。
さすが!日本の老舗メーカー。
その頃トンネルテントと言えば
nordiskのレイサが主流でしたが、
これこそトンネルテントの最終形態だ!
と幕の所有欲も満たされ
ルンルンでキャンプをしていました。笑
また、見た目ももちろん大事ですが
テントの生地や使われているポール、
テント自体の機能面も視野に入れて
幕選びをするという重要性を
このテントを使っていく中で知りました。

ここまで登場したテントは
いわば”キャンプのためのテント”
レクリエーションテントですね。
キャンプにハマればハマるほど
求めるテントも変わっていきます。

現在

新たな可能性をテントから見出す

休日はほぼキャンプに行く。
そんなキャンプ三昧な日々を過ごす中で
新しいことに挑戦してみたくなります。

僕の場合は登山でした。

登山も視野に入れて
いざ自分の持っているテントを
見てみると…

どれも重い。笑

サーカスはTCという
ポリエステルとコットンの混紡材で
もちろん重いし、
アポロンはポリエステル幕ですが、
ポールなども含めると23kg超え…
そもそもどちらのテントも
登山で使えるわけがない。

さらにそれに加えて
自分の幕に対して気づいたことも。

どちらも流行りのサンドカラーや…

人が持っていない幕が欲しい!なんて
考えていたものの、
結局選択していたのは
流行りのサンドカラー…
予防線張りまくりの自分に失笑。
逃げてたんだなあと反省しました。

そこで!
登山にも使える、
そして今までの流行も関係なしに
幕選びをしてみた結果…

こいつに決めました!

HILLEBERG Niak 1.5
Limited Edition

まさか憧れのHILLEBERGを
最初に手にするのが
イエローレーベルの
3シーズンテントになるとは
想像もしてませんでした。

HILLEBERGの
イエローレーベルは
フライが何箇所か地面についておらず、
結露を少なくするために
生まれたという説があります。
現に自分も
サクッとキャンプをするときや
パラサイトキャンプの際には
かなり撤収がスムーズだった印象です。
また、シュラフなどの寝具を
ハイスペックなものを用意しておけば
冬のキャンプ場でも十分対応できます。

そんな中でもこのニアックは
HILLEBERGの中では
最軽量の自立型テントです。
ポールを通すのもクリップでは無く
珍しいオールスリーブタイプで
気に入っているポイントのひとつ。
また、1.5というパーソン表記ですが、
2人で寝ることもでき、
デュオキャンが結構多い自分には
そこも嬉しいポイントでした。
それで総重量が1.7kg!
登山でも使えそうだ!と即決しました。

機能面でも十分選ぶ意味はあると
思っていましたが、

カラーは絶対にグリーンにしよう。

これだけは決めていました。
いつかHILLEBERGを買うときは
グリーンが欲しいな〜なんて
キャンプを始めた時に考えていたのも
もちろんありますが

何より流行に乗ってる感を
払拭したかったです。笑

そしてニアックを使っている人が
当時少なかったこと、
さらにその大半が
サンドカラーだったことも
決め手となりました。

そして何より嬉しかったのが

Limited Editionという肩書き。笑

何が違うのかというと、
通常イエローレーベルのテントの生地には
Kerlon 1000という
独自素材が使われます。
僕のニアックには幻のKerlon 600が
使われているんです!

それだけで
幕に対する特別感というか
機能面のプラスも相まって
より欲しい気持ちが増しました。

前半はここまで

ニアックを手にしてから、
僕のキャンプはガラッと変わりました。
それまで大は小を兼ねるスタイルで
お店のようにずらっとギアを並べて
キャンプをしていましたが、
サクッとキャンプをする楽さと
本来キャンプってこうあるべきだよな
といった考えも相まって
サイト内はどんどんシンプルで
ギアは少なくなっていきました。

シンプルサイトになったのは
環境の変化があったこともありますが、
テントのジャンルが変わったことも
大きく関わっています。

ここから山岳テントの魅力を知って
HILLEBERGの幕を選ぶことが
多くなってきますが、
今回はここまで。

懐かしい写真を見つけては
思い出を振り返って
いつもより執筆時間が
長くなってしまいました。笑

ここまで自己満文章に
お付き合いいただき
本当にありがとうございました!

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