理想の形成

自己紹介

キャンプを始めて3年とちょっと。
まだまだペーペーな僕ですが、
ちょうど

1年ごとにキャンプギアの買い替え

を行なってきました。
何故そうなったのか。
今回はそのお話をさせていただきます。
自己満文章お付き合いくださいまし。

キャンプを始める前に。

時は2017年、
僕がギア集めに走る前、
何の気無しにInstagramで
キャンプと検索。
そこで当時の
キャンプシーンの片鱗を知り、
衝撃を受けました。

世の中は、
すごい人たちで溢れている。

ただただ憧れ、
こんなキャンプがしたい!
という思いが芽生え、
自らキャンプギアの沼に
飛び込んでいきました。
ショッピングサイトを幾つも見比べ、
ギアの相場にさらに衝撃。
唖然としながら僕が最初に決めたことは

これだ!と決めたギアを
長く大事に使っていく。
でした。

行動により変わる思考

いざ、フィールドへ。

ギア集めに何ヶ月か費やし、
ある程度装備が整ったところで
満を持してフィールドに繰り出しました
そこで新たな衝撃が。

こんなギアが、
こんなキャンプスタイルがあったのか…

自分のワンポールテントとは違って、
複雑なフレームワークによって
形造られる山岳テントや、
より丈夫なパーツによって
そびえ立つ鉄骨テント。
自分のガスランタンとは違って、
ガジェット感のあるLEDライトや、
ヴィンテージのアジのあるランタン。
1つ1つのギアにストーリー性があり、
それらを囲むような
統一感のあるサイトづくりに
ただただ圧倒されました。
今までタブレットと
にらめっこをしていた自分でしたが、

だだっ広いはずの
ショッピングサイトや情報サイトが
妙にちっぽけに見えました。

安直だった自分の考えは一瞬で崩れ去り、
大幅なギアチェンジと
買い足しが始まります。
この頃から、
やっとこうしたいああしたいと
明確な意思を持って
ギア選びをするようになりました。

上京してさらに変わる考え方

そんな中、
私情で慣れ親しんだ地元を離れ、上京。
結構な距離のある引越しをする上、
さらに転勤の可能性もあり、
持っていくものはなるべく少なくしよう
という考え方が生まれました。
そこで、
ミニマルライフという言葉を知ります。
日常の中で、モノを少なく
シンプルにと思うようになってから
僕のライフスタイルには欠かせない
キャンプにも、それは影響してきました。
また、関東に来て
新たなキャンパーと知り合う中で、
シンプルで洗練されたサイトの
方々が目立つ印象を受け、
今までいた土地ではあまり見ない
真新しいスタイルに心踊りました。
同じ日本でも
それぞれの土地柄や思考が
趣味や生き方にこうも反映されるかと。
ならば乗っかろうかと。
ただ、買い足すことがすべてではない。

ギアの引き算が始まりました。

そんな考えと
同時進行でひとつの悩みも。
自分のサイトやレイアウトを
構想すればするほど
どこかで、
何かで見たサイトに酷似していく。
どうしても
二番煎じ感が拭えませんでした。
憧れのキャンプサイトに
似せ続けていては全然面白くない。
焦って仲間内に相談し、
人と被らないようなギアを選んで
どんどん迷走していきました。笑

現在

流行や他者の意見に囚われず、良いものを永く。

そんな中で他人の評価が全てではない、
自分で選択するべきだと気づきます。
例えばInstagramひとつ取っても、
得られる情報は人それぞれ。
魅力的なキャンプサイトやレイアウト、
ギアを見つけたとしても、

全てを取り入れるのではなく、
自分のサイトに必要かどうかを判断し、
ピックアップする。

それが様々な情報が溢れる現代において
自分にとってプラスになる考え方でした。
流行や憧れに左右され、
夢中になるから自分を見失うのです。
本当に良いギアはやはり皆が使うし、
かっこいいギアを皆欲しがる。

それでも人とは被りたくない。
サイトにオリジナリティが欲しい。
その気持ちはあえて肯定します。
それによって世の中にはたくさんの
キャンプのスタイルが生まれました。
だからこそ、他人のキャンプサイトを
自分の感性や倫理観から外れているから、
間違っている、真似事だと否定しない。
それはその人個人が気に入って
ピックアップして集めたモノ。
それを流行やスタイルから
外れているからと否定する方が、
間違っている。
そう考えるようになりました。
新たに生まれるはずだった可能性が、
バッシングにより潰れるのは悲しい。

ギアの買い替えを経て

キャンプを始めてからの
3年間を振り返って見ると、
当時の自分の思考や環境の変化によって
必要なギアが変わっていきました。
ライフスタイルと合わせて
変化するサイトが自分らしい、
より人生に近いと感じます。
そんな変化の中で、
いつかそれが自分の
キャンプスタイルになれば儲けものです。

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