美味しいコーヒーへの最短ルート

美味しく飲みたければ…

結論から言いましょう。

まず、コーヒーミルを買ってください。

前回の記事を読んで下さった方はピンと来たはず。

その中でもコーヒーミルの事を

美味しいコーヒーへの近道と紹介しました。

ではなぜそんなにコーヒーミルが大切なのか。

お刺身大好き

突然ですが皆さんはお刺身好きですか?

新鮮なお刺身って美味しいですよね。

お刺身は当然、魚を捌いてお刺身になります。

捌いてから大体は“柵”という状態にしてから

切り分けられてお刺身になりますよね。

では少し考えてみましょう。

柵の状態のマグロ

刺身の状態のマグロ

放置したら傷むのが早いのはどちらでしょう?

双方は同量であり、放置する条件も同じとします。

正解はもちろん後者ですよね。

刺身の方が表面積が広く、

空気に触れる面積も多い。

という事は空気に触れる面積が広い刺身の方が

傷んでいくのは早くなるわけです。

もう一つ考えてみましょう。

魚を捌くなり、柵から刺身にするなり、

必ず包丁が必要になるわけです。

綺麗に切れる切れ味のいい包丁

あまり切れ味の良くない包丁

どちらの方が美味しそうに切れますか?

きっと切れ味の悪い包丁では

同じ薄さに切るのが難しかったり

上手く切ず断面がぐちゃぐちゃになったり

細かい欠片のような身も出るでしよう。

コーヒーミルは包丁

話がそれましたが、無関係ではありません。

コーヒー豆を魚の柵、コーヒー粉を刺身

に置き換えてみましょう。

柵よりも刺身の方が表面積が広く、傷むのも早い

つまりコーヒーに於いても

粉の方が表面積が広く傷むのが早いと言えます。

コーヒー豆や粉でいう“傷む”とは

酸化、湿気、温度などによる風味の劣化です。

こうなるとどんなに腕の良いバリスタでも

美味しいコーヒーを淹れるのは至難の技。

前回の記事にもありましたが

コーヒー豆や粉が新鮮である事

これは美味しく飲むために最重要なのです。

その為にはコーヒー粉が“挽きたて”である事は

必要不可欠なんです。

そして良い包丁だとよく切れるのと同様に

良いコーヒーミルも綺麗に豆を挽けます。

コーヒー豆で言う綺麗に挽くとは

粉の粒の大きさが揃っている事を指します。

揃っていればいるほど雑味の少ない

クリーンな味わいのコーヒーになるんです。

粗めに挽いた粉の中に細かい粉が入っていたら

濃く出るコーヒーと薄く出るコーヒーの

両方なってしまい、味のばらつきの原因に。

お刺身だって厚さや大きさがバラバラな上に

切りきれなかった欠片もくっついてたら

なんか嫌じゃないですか。

じゃあどんなミルを買えば良いの?

またまた包丁の話になるんですが、

素材も様々ですよね、包丁。

プラスチック、セラミック、ステンレス、

特殊なコーティングや研磨をされた金属など。

当然、後者になるに連れて切れ味も良くなり

お値段の方も鋭い切れ味になっていくわけです。

コーヒーミルも一緒です。

刃の部分の素材や仕上げ、切れ味の良し悪し

何よりコーヒー粉の粒度の均一性によって

お値段もピンキリになんです。

要は

粒が揃って挽ける物であるほど、

相場は高くなっていく

という認識でOKです。

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