振り返りと悩み

最近、思うことがあります。

突然すいません。
montagneのメンバーになって
ブログという形で発信し始めて
4ヶ月が経ちました。

月1更新を続け、
今回で5つ目のブログになります。

早くも、ネタが無くなってきました。笑

なのでここ最近思っていることと
ある方との会話の中でハッとしたことを
相談ベースで呟いていこうかなと思います。

悩みというか何というか

今まで一丁前に語ってきましたが、
元々自分に自信なんて、
とてもじゃないけど
持てないような人間なのです。

これまでも、
何度もブレにブレを重ねてきました。
やっと考えが確立してきたかなと
思っていた矢先、また良くないクセが。

良いものは良い。
流行に流されることなく
曇りなき眼でギアを見定める。

なんかもののけ姫の名言っぽいことを
呟いてしまいましたが、
そんなことを信念にして
ギア選びをしている最中な訳です。

が、しかし…


改めて自分のサイトを見回してみると、
テ、テンプレート化
してきているのではないか…?

目指しているのは、
シンプルで無機質なサイトづくり。

しかしそこに見えるのは
定番的なギアがすこーしだけあるだけの
貧相なサイトに最近見えてしまうのです。

SNSで見るキャンパーさんのサイトが、
一緒にキャンプする良き仲間のサイトが、
話題性のあるギアが並びつつも
すごく整っているように見えます。

自分のギアに対する劣等感。
言うならば、
ギアコンプレックスに陥ってしまいました。

拒否反応

だからと言って


流行り物や単純に格好良いものにも
もちろん惹かれます。人間ですもの。

しかし、そういう軽率な行動によって
ギアを買い替えざるを得なくなりました。
単純にそれらを買い揃えたところで、
悩みが解消されるとは思えないんですよね。

良いな。とは思うけど、
欲しいな。とは思わない。

そんな変なモヤモヤ感を抱きながらも、
買い物かご入れる?入れない?
を繰り返すギアが増えていきました。

例えば

話題性のあるギア。
最近さらにユーザーが増えてきている
あの白いタープ。

すごく、すごく格好良いと思います。
それでいてシンプルで洗練されている。
けど何故か欲しいとは思わない。

高額なギアは
ユーザーが増えれば増えるほど
お金持ちのステータスといった
イメージが自分の中で強くなっていきます。

せっかく良いギアでも
ユーザーの使い方によっては急激に冷める。
また、手に入れることができたとしても、
どんどんユーザーが増えていくことによって
すぐに定番化してしまう。

キャンプブームって本当難しいです。

他にも、
最近様々なメーカーから発売されている
ソフトコンテナ。

自分自身、
コンテナと言えばハードなものといった
固定概念に縛られていましたが、
最初見たときには
なるほどな、確かに盲点だったわと。

ギアのライト化の流れに沿って
ついにここまできたかと感心しました。
しかし自分に必要かと考えると、
何とも言えない。

良いものを永く使っていくことを考えたら
ギアコンテナはハードなものに限る。
実用的すぎるのも考えものです。

何が曇りなき眼って話ですよね。笑
理由を無理矢理ほじくり出して
述べて見ましたが、
正直、何故購入に踏み切れないのか
自分でもよく分かりません。

だからこそ、モヤモヤするんです。

解決策


ふとした時に
日頃からお世話になっている
尊敬する先輩に聞いてみました。

“あの白いタープどう思います?”

するとこんな返答が。

「かっこいいし、
無駄のない感じがするけど、
欲しいとは思わない。
実用的な使い勝手の良さと
かっこよさを併せ持つものなら
HILLEBERGのタープが一番。
あれだけの機能美は中々無いよ」と。

ハッとしました。
そうでした、そうでした。
欲しいと思わなかったのは、
今使っているギアに満足しているから。

よくよく考えてみれば、
HILLEBERGもブルジョワキャンパーの
ステータスと言ったイメージがあります。

それでも購入に至ったのは
メーカーに対する憧れや、ユーザーの
格好良さもあったと思いますが
使い勝手の良さを追い求めたが故の
無駄の無さと機能美に魅せられたから。
他にも魅力はたくさんありますが…


また、YETIのホッパーフリップも
ユーザーの多い12サイズではなく
18サイズを選びました。

それは、見た目だけで言えば
12の方が好みですが、
ソフトクーラーを
サブとして考えるのではなく
メインで使う際の使い勝手と
サイズ感を考えたからでした。

機能美からくる格好良さと、
個人的な使い勝手の良さの
良いバランスを保ってくれるモノ
僕は欲しがる傾向にあることに
改めて気づかされました。

これから

そのお方が丁度僕らくらいの年齢の頃、
キャンプシーンはMSR全盛期。
このテントに合わせるならこのギア。
このギアをこんなレイアウトで。

と言った、
当時にもやはり定番的なギアや
キャンプスタイルがあったそうで。
そんな当時のスタイルを
今でも貫いてキャンプされている方々を
見せていただきました。

ヴィンテージには抵抗のある僕ですが
そんなことを踏まえた上で目にすると
とてつもなく渋い…。

やはり貫いている人達のサイトは
趣と風格が感じられます。


今は定番的なサイトや
ギアのラインナップでも、
信念を持って貫いてさえいれば
自分もさらに歳を重ねて、
改めて自分のサイトを見回したとき、
初めて渋さや格好良さを感じられる。

そんな予感がします。
クセつよそ〜って
一線を引かれるかもしれませんが
そんなおっちゃんに僕はなりたい。笑

良いモノを永く。
その言葉の意味を
しっかりと理解できた気がしました。

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