「欲しいキャンプギアがあったけど、
売り切れて手に入れることができなかった。」

キャンプが好きな方なら一度はこのような話を聞いたり、
または経験があるんじゃないでしょうか?

キャンプギアに限らずあらゆるジャンルにおいても
売り切れになる程人気の商品は存在し、
中には高値で転売、取引されるものもありますよね。

そんな時、必ず私が思うのは、

他にも沢山商品がある中で、
なぜ同じ物を欲しがる人が多いんだろう?
ということです。

今回はそんな素朴な疑問から
これからのモノの見方について深掘って考えてみました。

是非最後までお付き合いください。

同じ物を欲しがってしまう理由

『なぜみんな同じものを欲しがってしまうのか?』

いきなり核心の疑問ですが、この問いに関する答えは1つ。

私は劣等感だと考えます。

物を価値化して、その物を持っていることで
自分は物を持ってなかった劣等感から解放され安心する感情です。

実はこれ誰にでもある感情で、
特に小学生の頃とかは顕著に見られる感情。

人気のゲームやおもちゃは持っているだけで
クラスのヒエラルキーが決まるというあれです。

なので、話に置いてかれないようにと、
それらが欲しくなっちゃうシステム。

誰もが発動してたんじゃないですか?笑

よって、この劣等感をそれぞれが抱くことで
みんなが同じものを欲してしまうという現象が発生するんですね。

しかし、ここでまだ疑問が1つあります。同じものを欲しがるからくりは劣等感からだとわかりましたが、

では、なぜその商品なのか。

その商品が選ばれる理由について、答えを次の見出しで深堀っていきます。

情報選択の不自由

なぜ選ぶ商品が絞られてしまうのか?

その原因は『情報選択の不自由』だと私は考えます。

現代はその情報の多さから情報爆発の時代だとも言われており、

私たちは、常にテレビやインターネットなどからの
新しい情報に晒されています。

私たちが触れ合うテレビやネットでは、
圧倒的に大きい発信源が存在すると、
その発信源の情報は全て正しいと思われる傾向にあります。

特にキャンプの場合、
大きいメディアが発信すればするほど、
マイノリティは淘汰され、選択肢は絞られます。

キャンプ○ックなどがいい例ですよね。

よって大量の情報の中から選ぶという動作がなくなり、
ある種、楽に道具を選ぶことができます。

つまり、同じものを選びやすくなるんですよね。
情報が淘汰されているということです。

そうすると、選択のできない人たちが同じものを好み、
劣等感によって冒頭のようなケースを生み出してしまうことになります。

ではどうしたらいいのか?

答えはシンプル。
情報にまどわされず、自分の軸を持てば良いのです。

情報によって惑わされないためには

「その情報は本当に自分のニーズとあっているか?」
「なぜ、それが欲しいのか?」

と自分の心を知ることが大切です。

あたり前だと思われるかもしれませんが、
この部分が欠落すると本当に劣等感だけで商品を手にすることになり、

やがて個性は死んでいきます。

自分の心を知れば自ずと欲しい情報が明確になり、
自分から情報を取りに行くようになるんですよね。

また、この見出しの初めでは分かりやすいように
自問自答形式にしましたが、
要は自分の欲しいものの軸があるかということです。

自分が本当に欲しいものがわかると、
自分の個性が見えてきて、
不要な情報に流されることもなくなりますよ。

この機会に自分の欲しいものを整理してみるのもいいかもしれませんね。

最後に

色々書きましたが、
私がこの記事で一番に伝えたかったことは、

メディアやSNSに煽られて
本当に自分の好きな道具の選び方ができず、
個性を失っていませんか?ということ。

もちろんこれはキャンプに限ったことではなく、
あらゆる物に当てはめて考えることができます。

メディアが煽った人気なものは正直、品質のいいものが多いです。

しかし、それに甘んじて、
選ぶのをやめていいということではないことを頭に入れて欲しいんです。

だから『キャンプギア(物)を買うなら、
情報を受けるだけなく情報を能動的に奪いに行き、
自分の納得できる物を買おう』

という提案をしたいのです。

全ての道具でとは言いません。
そんなことをふと考えて見るだけで、
必ずギアの選択肢は増え、キャンプの幅も広がると思います。

今回の記事を通して、
少しでもキャンプギアに対する目線がフラットになったり、
それによって選ばれたギアがあなたのキャンプサイトを彩ったなら
私は嬉しく思います。

ギアを買う前に、物の見方を見直して、考えてみては?
今回はそんなお話でした。

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1件のコメント

  1. […] キャンプギアと物の見方「欲しいキャンプギアがあったけど、 売り切れて… […]

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